
続々と登場中のROの幻想叢書シリーズ。先週はアグネスと一緒に読む「金スプーンの御令嬢は、静かに暮らしたい」、今週はヴェルナーの逃走劇を体験する「ある科学者の脱出記録」が実装。

「金スプーンの御令嬢は、静かに暮らしたい」は王宮内の事件を記憶喪失になった令嬢が解決していくというストーリー。主人公は最近アニメでよく見かける悪役令嬢みたいな設定に。基本的にはアグネスが全部解決してくれるので、こちらは護衛の騎士役として軽く戦闘をすればOK。ちなみに著者はスピーカ。

「ある科学者の脱出記録」はヴェルナーが必死に逃亡する様子を綴ったもので、今までの本と違って通常マップで展開されるのがポイント。徘徊してる敵はノーバスやデリータ、スリーパー程度。プレイヤーはヴェルナーが作った支援ナビの視点から物語(ノンフィクション)を体験することになり、簡単な討伐クエストや納品クエストも発生したりする。

インドア派のヴェルナーが追手から逃がれるため未開の地で頑張る様子はなかなかに面白い。というかだんだん哀れになってくる。

時折テラグローリアの裏話のような真面目な内容も語ったりする。

読み終えて戻ってくると報酬ゲット。幻想叢書ではポイントを消耗品と交換できるのもありがたいけど、個別のアイテムを集めることでNPCを人形化した衣装装備も手に入ります。NPC衣装装備というと今までは頭の上に乗るたれ人形タイプがメインだったけど、今回から傍らについてくる動物系衣装装備と同じタイプに変更。腰くらいの高さのかわいいNPCと一緒に冒険できるようになるので、これはぜひ欲しいところ。